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東井悠友林


     ~ 東京の思い出と健康づくり ~

                                           広島県健康福祉局こども家庭課長
                                                徳 光 重 雄
徳光重雄氏写真


 札幌市の米田さんからバトンをお受けしました広島県庁の徳光と申します。私も会合への参
加経験がありませんので、自己紹介をさせていただきます。
 「東京で、東井さんにお会いしたことで、多額の酒代を費やした。」―(と、このように感
じている人が多いと思われる)地方人間の1人です。

 広島県東京事務所で厚生労働省の担当をしていた平成13〜15年度の3年間、東井さんには、
複数の東京事務所の厚生労働省担当者で構成する「六本木会」(会則等は無く、今思えば、飲
み会を通して東井さんから、“たった一度の人生なんだから、一日一日を悔いの残らないように
生きよう!”ということを、言葉と態度で教えていただく会合?)を通して、また個人的にも大
変お世話になりました。
 「東京に行ったら、飲み会の世話は買ってでもやれ!」―東井さんと懇意だった私の先輩か
らの教えに従い、3年間「六本木会」の幹事をさせていただきましたが、お陰様で、六本木の
桜庵、目黒雅叙園、隅田川の屋形船等々で、たくさんの美味しいお酒と料理を堪能するととも
に、東井さんが主宰されている「とわ会」の方々とも交流させていただき、厚生労働省や外郭
団体、民間企業の方々など素晴らしい人たちとの出会いをいただきました。極めて安い酒代で
あり、改めて東井さんには感謝しております。
                                             安芸戦士「メープルカイザー」(県が
 東井さんから、東井悠友林への入会の話をいただいたのは、おそらく私が県立総合精神保健   委嘱している,児童虐待防止啓発活動に
福祉センターに勤務していた平成21年度のことです。東井悠友林の目的や事業に関連する職場    取り組む御当地ヒーロー)と私です。
であり入会させていただきました。しかし、その職場は1年限りで再び本庁に戻されましたが、
東井さんからメールでいただく悠友林の会合の写真には、「とわ会」 でお会いした方々や厚生
労働省の方々の楽しそうなお顔があり、「東井さんは、今もこうして多くの友人と楽しく熱く
夢を語っておられるのか。」と懐かしみ、今も賛助会員という形ではありますが継続して入会
させていただいております。東京勤務当時、高井元局長は保育課長でおられました。古畑さん
は健康局総務課の健康増進担当部署に、関係団体では日本ウエルネス協会の方、家族計画協会
の方などのお顔もあったかと思います。今後、機会があれば、会合に参加させていただきたい
と思います。

 話は変わりますが、現在、私は日々、活動量計を身に付けて、カロリー消費量・血圧・脈拍
・歩数(階段や早歩きを含む)に加えて、毎日、体重も計測しています。これは自ら始めたこ
とではなく、ICTを活用した、県の「疾病予防モデル事業(先ずは県職員で試行し、成果を
普及させる)」の対象者として、知事部局約4,100人の中から選ばれて始めたものです。選定
理由は、
①事業の一定の成果を出すために、毎日、データ計測できる几帳面な人
②モデル事業なので、実際に成果が出そうな身体状況である人
かと思いきや、担当課によると、なんと「危ない人」とのことでした(驚!)。
 昨年10月、保健師による身体測定(身長173㎝、体重73キロ、腹囲85㎝)があり、運動と
食事に気をつけるようにとの指導を受けてスタート。本日までほぼ欠かさず計測しスマートホ
ンに入力していますが、蓄積されたデータは「ひろしま健康手帳WEB」ページにおいて、グ
ラフ表示は勿論のこと、同い年の参加者間での健康年齢や歩数の順位表示、健康リスク予測と
して健康余命のほかに今後10年間の入院確率、死亡確率、がんへの罹りやすさなども閲覧でき
ます。また、週に一度、体重変動等について事業の委託先である県医師会から注意喚起等のメ
ールが来ます。3月には改めて保健師による身体測定と評価があり、その後、事業の検証が行
われる予定です。
 この事業が、健康に対する意識を高め、行動変容を促すことが狙いであることは言うまでも
ありませんが、私の場合、実験台としての選定理由に驚くと同時に高機能体重計を購入し、今
では一つ前のバス停で降りて歩くこと、毎日の腹筋運動、更には週末の犬の散歩も習慣になっ
てきました。

 しかし…です。食事面のチェック(監視)が入らないことから、数値面での大幅な改善はあ
りません。飲食は大きな課題です。油っこいものを避け、塩分も控え目にはしていますが、な
かなか食欲を抑えるのは至難の業です。家族からも言われます。“お酒”を控えれば良いのでし
ょうが……、こんなとき、頭に浮ぶのが東井さんの言葉。
『たった一度の人生なんだから、一日一日を悔いの残らないように生きよう!』
(言葉の趣旨をはき違えているかもしれませんが)今宵もお酒を飲める身体に産んでくれた両
親に心から感謝しながら、“手に持てないくらいの熱燗”をいただいています。
(昼間は本気で、県内の子どもたちと家族の幸せを願って、児童虐待、社会的養護、子どもの
貧困、ひとり親家庭福祉、DV対策等の仕事に取り組んでおります。)
 お酒の量はほどほどに、とりわけ異業種の方々との交流を大切に、楽しく会話しながら飲む
こと、「それじゃまた」と言葉を交わして別れることを心がけています。これらは、東京でお
会いした多くの方々に教えていただいたことです。

長文で拙い自己紹介となりましたが、最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
     

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