今日は10月30日(木)。
今月もあと1日。
2日後は早や11月、霜月。
光陰は人を待たずに、矢のごとく過ぎ去っていく感があります。
しかしそうした中、今週も嬉しい交信や交流が幾つかありました。
まずは月曜日。
この日に、私の事務所のパソコンに1通のメールが。
差出人は、弊社が通信販売している健康酒「丹精にんにく酒(商標登録)」のご愛飲
者。
長野県在住の70代の男性の方です。
そのAさんからは昨年もメールが届いていました。
当時の文面。
「2012年12月、大腸ポリープを入院して切除(検査の結果、組織は良性であった)。
2014年秋には、今回取れなかった小さなポリープを検査することになっている。
そんな時、インターネットでニンニクの効用記事を発見。
そこで来年の検査に対処するために、丹精にんにく酒の飲用を始めました。
毎日飲んでいます。味もよく、においも気になりません。
結果を期待しています」
そして、今回のメール。
「早いもので、手術後もう2年経過しました。
昨日(2014年10月22日)長野市立病院で、大腸ポリープの内視鏡検査を受けました。
2年前、大腸に大きなポリープが1個あり、切除しました。他に小さなポリープが10個
ほどあり、2年後に検査を受けるよう指示を受け、今回の検査となりました。
結果は、2年前とポリープの大きさが変わっていないとのことで、担当の医師は驚い
ていました。90%の確率で大きくなっているのが一般的だそうです。
私も驚いたり喜んだりです。
この2年間、丹精にんにく酒を休むことなく、1日1回お猪口に1杯ずつ飲んでいました。
今回の結果は丹精にんにく酒のお陰と感謝しています。
振り返ると、この2年間、他の病気にも罹った記憶がありません。
身体に、きっと良い作用をしているのだと思います。」
私はAさんに電話をし、色々な話をさせて頂きました。
Aさんは名古屋の大学の電気科を卒業して就職し、退職後は奥様の故郷に移住し、ア
マチュア無線や家庭菜園、音楽などを楽しんでおられるとのこと。私のHPをご覧にな
られて「東井さんは音楽が大好きなようなので」ということで、河島英五と小林旭の
歌を1曲ずつメールで送信して頂きました。
私は以前にも心情を吐露していますが、私の商売は「儲けはトントンで結構。愛飲し
て良かったという声を聞くのが、値千金の感動」という主義で続けているのです。
来年で開業8年目。
嬉しいメールでした。
火曜日の朝から昨日(水曜日)の夕方までは、仙台に行ってきました。
一人でふらりと気晴らしに。
火曜日の夕方は、仙台一の繁華街・国分町にある「仙台料理店」で、地元の友人と会
食。
青葉通りなどの街路樹は、紅葉していたりまだ青かったりと様々。
しかし、夕風の身を切るような冷たさには驚きました。
そこで店では、地酒の熱燗を。
新潟の久保田や八海山、山形の十四代や青森の田酒といった銘酒が並んでいましたが、
これらはやはり冷酒向き。
地酒の銘柄は忘れましたが、芳醇な香りと飲み心地の良さに、ついつい杯が進んでし
まいます。
宮城の活きの良い海産物の刺身盛り、仙台牛のステーキ、ふぐ刺しなどをつまみなが
ら熱燗をだいぶ飲み、最後にキノコ汁と山形名物の「青菜漬け」で、宮城の新米「ひ
とめぼれ」の炊きたて御飯を頂きましたが、どれもこれも嬉しくなるほど美味でした。
相撲か柔道をやっていたような体格の若主人と、カウンター越しに様々な話を喋りま
くったのも愉快なこと。
気が向いたら、1泊2日ほどの小旅行にふらりと出掛けることが、私の一つの趣味。
日常では味わえない、ちょっとした解放感を味わえ、嬉しいことに出会えるのです。
そして今日の木曜日。
久々に事務所に出かけてパソコンを開けると、幾つかのメールが届いていました。
それは「一社・東井悠友林」の会員諸氏から。
月曜日に、今月11日に開催した「第8回悠友林の集い」に参加できなかった会員の方
に、当日配布した「高久史麿の健康談議」と題した印刷物を、一斉に郵送したのです
が、その御礼のメール。
郵送の封筒には、私の名前での挨拶文も同封しました。
その文面。
「拝啓 朝夕の冷気に驚く晩秋の季節になりましたが、お元気でお過ごしのことと拝
察いたします。
さて、10月11日の「悠友林の集い」で配付しました、顧問の高久史麿先生の「健康談
議」を、参考までに郵送致します。
国内外は、今だかってない(少なくとも私が生まれてこのかた)多難な出来事が多発
しており、今後も混沌とした状況が続くことが十分に予測されます。
私達はこうした大変難しい時代に、一生懸命自助努力で生きて行かなくてはなりませ
んが、それにも限界がある場合もあります。
その時に大切なのは「共助」。
人間は一人で生きて行くことはできません。
これからも直接的・間接的に「お互い様」を意識しながら、楽しく悔いない、健やか
な日々を送っていきましょう。
それではまた!」
昨夕(29日)、仙台から帰宅し、NHKテレビをつけたら作家・五木寛之氏が生出演して
話をしておられました。非常に珍しい映像なので終了まで観入ってしまいました。
氏は私が好きな作家の3本の指に入ります。
「さらばモスクワ愚連隊」などの青春小説というか、それまでになかったニューカル
チャーの世界を題材にした小説で、昭和40年代初頭に華々しく出現。
以後、彼の小説は未完の大河小説「青春の門」を始め、殆どの作品を読んできました。
後年は、「他力」「生きるヒント」などの作品で、「生きること・死ぬこと」に関す
る氏のメッセージを、若者の青臭い議論の名残りをとどめながら、豊富な経験と資料
を駆使し、明晰な文体で日本中の老若男女に発信し続けてきました。
氏は現在82歳。
そのたゆまざる執筆力・情熱はどこから生まれるのか。驚嘆します。
氏の背伸びしない、媚びない、それでいて自然体でストレートな話に、比較的に若い
男女二人のアナウンサーは戸惑いの表情を見せ、時としてスタジオ中が静まる場面も
しばしばあったように、私には映りました。
いつでも何でも、薄っぺらい差し障りのないオチャラケの話にし、お手軽に済ませる
番組ばかりの昨今のテレビ。久々にハッと息を飲む緊張感に襲われました。
氏は、「泣いたり暗かったりする人より、面白くて笑える人の方が良いという社会の
風潮があるが、私は、日本人の本音には憂愁があると思っている。泣くより笑ってポ
ジテイブな発想をする方が良いだろうが、泣きたければ大いに泣くべきだと思う。
また、友達がいなくて一人ボッチの人間を馬鹿にしたり、孤独が恥ずかしい、友達が
誰もいないのは惨めと思っている人が多いが、人はみな孤独なものです。
孤独を馬鹿にする必要は無い。
人間は一人で生まれてきて、一人で死んでいくもの。
私の仕事は生活をするための手段。
作品として生まれたもの、なしえたことは、すべて他の人たちの協力、他力という運
命がそうさせたことと思っています」。
このような話を率直に出来る人が、日本の有名人にまだおられることに、とても嬉し
くなりました。
明日は金曜日。
土曜日からの3連休を利用して、名古屋にいる次男夫妻と孫が上京してきます。
元気な彼らの顔を見られることは、嬉しいこと。
そんなこんなが、今週のささやかな嬉しいことでした。
いや、その前にもう一つ。
30日の今夜は、プロ野球日本シリーズの第5戦。
3勝1敗のホークスが勝って、優勝するかどうか。
私が好きなホークスが勝ち、今季限りで退団する秋山監督の有終の胴上げシーンが見
られるかどうか。
いずれにしろ、最後の最後までフアンを楽しませてくれたホークスの試合は、嬉しい
限りです。
さて、来週の嬉しいことは何になるのでしょうか?
それでは良い週末を。