共助を心と身体で

一昨日の水曜日(24日)の午後6時半から、我が「一般社団法人・東井悠友林」の定時
社員総会を開催しました。
場所はアイビーホール青学会館。
平成26年度の事業報告と決算報告、それに理事選任の件が議題。
議事は全て全員の賛成で可決承認。
つつがなく議事を終了した後は、定例の懇話会。
和洋折衷の料理に、ビール、ワイン、日本酒なのどフリードリンク。
これで6,000円会費。
今回も、和気あいあいとした楽しい会になりました。

料金の話は野暮になりますが、この金額は会場の雰囲気、サービス、料理の質とドリ
ンクの量を斟酌して判断すると、とてもリーズナブル。
場所は表参道(南青山)ですが、今までも、同じエリア(表参道駅から徒歩数分の立
地)にある「農林水産省・南青山会館」や「NHK青山荘」を使用してきましたが、どこ
の施設も十分に満足のいく内容でした。
これが完全にホテルや料飲業資本の企業経営ですと、ちょっとしたところで料金は1万
円程度(昨年の目黒雅叙園での総会がこれだった)。
大衆店で「豪華料理・飲み放題コース」とうたって6,000円でも、料理の内容やサービ
スや部屋の雰囲気はぐっと低下するはず。
それでは役所関係(官業)の施設はどうかと言えば、料金は比較的に廉価ですが、料
理も対人サービスもレストランや館内の雰囲気も「お役所的」で、可もなく不可もな
く面白味もなくといったところでしょう。無味乾燥(出張で使うぶんには良いでしょ
うが)。

今回の「集い」は、11回目。
法人を設立してから今年の12月で実質丸3年が経過しますが、少なくても「集い」は12
回以上を数えるでしょう。
年に4回のペースで開催していることになります。
同じ職場の仲間とか、趣味の倶楽部のメンバーとか、学生時代の朋友とかのグループ
でしたら、いわゆる「飲み会」などと称して毎週・毎月毎ぐらいに、私の場合は行っ
てきました。
しかし、この法人の設立目的は「共助を基本理念とし、国民の健やかで触れ合いに満
ちた生活の実現に資することを目的」とし、まずは同志が集って有意義な「健康講話」
と「懇話会」を重ねているのです。
同志とは「設立の趣旨に賛同する方々」。
現在の会員数は60名。全員、私が懇意にしている人々です(朋友でも勧誘はせず、入
会しておられない方も多いですが、それぞれの事情を考慮してのこと)。
法人名に私の名前を冠しているのですが、これは法人の基礎が固まれば削除して単に
「悠友林」とする予定。
いつまでもベタの名称では継続性・広域性が担保できなくなってきます。
今はそうした同志の集いですが、それぞれヨコ社会の典型組織で、職業や年齢や性別
や出身地や趣味や資産力(?)等は様々。
仕事で言えば現役現職の方もおられれば退役の方も。
30代もいれば80代も。
サラリーを糧にしている人や、私を含めて年金生活者などいろいろ。

今までの健康講話の講師は、全員が本法人の会員。
例えば。
「活き活き長生き健康のススメ」(高久史麿氏(本法人顧問・日本医学会会長))、
「我が国の介護・福祉の現状と課題」(高井康行氏(全国社会福祉協議会副会長・元
厚生労働省局長))、「「心の健康」(橋本迪子氏(精神科医・元厚生労働省名古屋
検疫所長))、「健康長寿の里づくり〜佐久病院の挑戦」(夏川周介氏・佐久総合病
院名誉院長))など。
謝礼は無しで、毎回1時間ほどの講演後、美味しい料理と酒を飲んで頂いて歓談。
そして全員で小学校唱歌を合唱してお開き。
みな、金や名誉や利害得失の思惑など微塵もなく、素の一個人になって出席されてい
る方ばかり。
気持の良い会です。
良かったら、貴方もどうですか?

「たった一度の人生。だから感動を求めて、1日1日を精一杯、悔いなく生きる!」
このスローガンは法人の目的と同義語。
どんな世の中でも、生きていることは素晴らしいこと。
それを心と身体で十分に実感しながら、マイペースで進んでいきたいもの、と念じて
いる梅雨の日の午後なのです。

それでは良い週末を。