東井朝仁 随想録
「良い週末を」
心の花

今日は晴天の暑い一日でした。
私は午前中に歯医者に行き、終わって事務所に戻り、それから駒沢の東京医療セン
ターに友人の見舞いに。
先ほど帰宅。
厳しい西日が射し込む部屋で、今夏初めてのエアコンを入れ、涼風に憩っているの
です。
しかし、それは生理的・肉体的な憩い。
玄関の扉の前で、狭い庭先に咲く日日草やサルビアやベゴニアの花々に目をやった
瞬間、安らかで清々しい気分が体内に吹いたのです。
これぞ真に休まる心の憩い。
そして、ふっと私が尊敬してやまないA師の言葉を、思い出したのです。
今読んでいるその方(昭和63年に90歳でご逝去)の書籍から、その一文を書き記し
て、今週のメッセージとします。

「心の花。
これは心の開いた姿である。
悲しみは心を閉ざす。
病みわずらい、うらみ、のろい。
これは暗い心、開けない心である。
今まで恨みのろっていた心も、なるほどそうかとうなずけば、
明るく晴れる。
心が開ける。
うなずく心、陽気な心、感謝の心、感激の心。
これが心の花の開いた姿である」

それでは良い週末を。