東井朝仁 随想録      
「良い週末を」     

24年前の特別講演(健康日本21)  
  今から24年前といえば、1999年(平成11年)。
  今回は、その年度に民間団体主催の健康フォーラムで行った、講演の内容を転載します。
  「健康日本21」と名を打った、21世紀における我が国の健康づくりの基本政策(特に
  10年後の達成目標を、各健康分野ごとに数値化した方策)についての講演です。
  当時は51歳。「地域保健・健康増進栄養課」という長い名前の課に在籍し、こうした各
  地方行政・関係団体が行う講演会やシンポジウムに、10回ほど出席して喋っていました。

  実は、1999年1月5日に、この「良い週末を」のエッセイ(当時は短いメッセージ的
  な文章)を配信し始め、21世紀に入った2001年2月に「良い週末を」の第1巻を発
  刊したのです。
  その第1巻のはしがきに「この20世紀最後の2年間(1999年、2000年)のメー
  ルを備忘録的にとりまとめてみました」と述べてあります。
  したがって、来年の正月5日がくれば「『良い週末を』を配信して25年」ということに
  もなります。
  そんな20世紀末の時代に行った遥か昔の講演ですが、世界も日本も来年の見通しさえ予
  測できずに日々激動している現在、一時(ひととき)の余裕を持ってご笑覧いただければ、
  幸いです。
  それでは良い週末を。