稲門英語会の皆様方へ
稲門英語会幹事長 曽我 正博
早稲田大学英語会2018年の活動を締めくくる、大隈杯が12月22日に開催され
ました。稲門英語会執行部有志で応援に駆け付けましたが、結果はW.E.S.S.代
表スピーチセクションの戸倉未稀さんが見事3位に入賞いたしました。
詳細レポートを稲門英語会副幹事長中本尚志さん(1980年スピーチセクション)
がまとめてくださいましたので是非ご覧ください。
2018年早稲田大学英語会はディベート、ドラマ、スピーチともに好成績を納
めることができました。
来年度以降もさらなる発展のために稲門英語会会員の皆様のご支援のほど、何卒
よろしくお願いします。
『第45回大隈重信杯争奪全日本学生英語弁論大会』結果
優勝:植木日奈子様(慶應義塾大学)
2位:三川エリー様(上智大学)
3位:戸倉未稀様(早稲田大学)
WESS 3位入賞! 奪全日本学生英語弁論大会」は小雨降る中、12月22日に開催されました。 結果は、激戦の末、早稲田大学英語会スピーチセクションの戸倉未稀さんが 見事3位に入賞いたしました。おめでとうございます。 今年も10名のスピーカーたちのテーマは多岐に亘っていました。“人見知 りのあなたを変える方法”、“救急車の不適正利用”、“手品の秘密”、“メディア のジェンダー差別”、“食品ロス”、“自律神経失調症、パニック障害への理解”、 “日韓関係”、“無理なダイエット”、“雑談力”。メディア業界に身を置く者とし ては耳の痛い話もありましたが、現代社会の抱える様々な問題に若者たちが 真摯に取り組んでいる姿は今も昔も変わりはありません。一緒に応援に行っ た一つ上のディベートセクションの先輩は、卒業後初めて大隈杯をご覧にな ったそうで、Q&Aセッションはオーディエンスから質問するものだと思って いらっしゃいました。それはそれで面白いですけどね。 WESSの戸倉さんはパニック障害を持つ人々がより過ごしやすい社会にす るためにはどうしたらよいか、ご自身の体験を元に8分間のスピーチを行いま した。2位となった方とのテーマ的被りが審査にどう影響するか若干不安では ありましたが、3位入賞という喜ばしい結果になり、応援に集ったOBOGも パワーをもらいました。 あるジャッジの講評として「トピックはホットだが、deep analysisがな い」という点が挙げられていました。論点をサポートするデータや数字は十 分であるか、適切であるか?等―どの時代でもロジックの組み立ては普遍的 なものであり、解決策のeffectivenessもしつこいくらい検証しないといけな いと言われていました。その打開策として、QuestionerはESSメンバー内で のグループワークの必要性を訴えています。テーマ、解決策についてメンバ ー同士での深い議論、分析をもっとすべきであると。スピーチはワンマンプ レーで孤独な活動と思われがちですが、他の活動と同様にみんなの力を一つ に結集してみんなで栄冠を獲りに行くものだとつくづく思いました。 With a little help from your friend. 来年は、大隈記念講堂が改修工事中で使えないため外部の施設での開催に なります。費用がさらに掛かる場所での開催になるかもしれません。OBOG の皆さまには、金銭的援助も必要となることを理解していただき、さらなる ご協力をお願いしたいと思っています。 最後に、運営に携わった現役WESSメンバーの素晴らしいおもてなし、会 場デザイン、演出に敬意を表します。特に、クオリティの高い編集と他大学 のスピーチコンテストに礼を尽くしたオープニングビデオは白眉でした。ど こかで公開されたら一度ご覧になって下さい。時代は変わりました。 ベスト3スピーチタイトル(テーマ) 優勝 Be Big on Small Talk(雑談の可能性) 2位 A Visible Supporter(自律神経失調症への理解) 3位 To Be a Gleam of Hope(パニック障害への理解) 観戦記: 中本尚志 (1980年スピーチセクション) |
2018年 年次総会の様子
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