稲門英語会の皆様方へ
稲門英語会幹事長 栃尾 雅也
謹んで新春のお慶びを申し上げます。 2023年度のWESSは、四大学英語劇大会でGrand PrizeとBest Performer Prizeの2冠を達成しました。 ジャッジルームでは即決に近い評価だった事が示す様 に見事なパフォーマンスでした。大隈杯はあと一歩で 入賞を逃しましたが、2022年度に当会より贈呈し た英語会旗もはためく中、50回記念大会に相応しい 運営とジャッジからも称賛されました。 Debateはコロナ以降リモート形式の対外活動が主体となる中、知恵と連携で NAFA年間褒賞大会総合3位、JNDT3位受賞など健闘しました。 我が稲門英語会の2023年度活動は、1月7日に現役学生と会員有志との就 職に関する懇談会、3月9日には新執行部との顔合わせ会を、同月14日には 2022年度3月期卒業生との有志懇談会を実施し、本会と学生との距離も一 層近くなりました。10月14日には年度総会・懇親会を4年ぶりにリアル開 催を実現でき、多くの皆様と共に多数の学生も参加し賑やかな会となりました。 現役の活動紹介や対話を通じ懇親を深める場となった事は、会員、学生両方か ら高好評を頂き、両者が触れ合う事でお互いが輝くひとときとなりました。 今年度は当会より補助金80万円、活動毎向け寄付で59万1千円、 合計139万1千円と昨対18%増の学生支援ができました。加えて大会向け クラウドファンディングやカンパなど個人の寄付を個別に頂いたことも併せ、 ご協力頂いたOBOGの皆様に心より感謝申し上げます。 一方、当会員数は308人と昨年比較で41名減となり、過去5年の中で最低 数となりました。今後も繰越金に頼らず当会の活動を支えられる収支構造実現 の為、以下の3つの対策をとる必要があります。 まず会員の確保です。会員の年代別構成でみると卒業1960年代までで全体 の40%、70年代~90年代で50%、2000年以降は10%、2020 年以降はゼロとなっており、若年層の獲得が急務な為、PR活動を強化します。 卒業生謝恩会開催や稲門英語会総会等の場を通じた告知と勧誘やSNS媒体を通 じた当会のPRを通じ、本会への関心と参加意識の向上を図ります。 又現在の会員の方々の継続化や同世代内未加入者への新規会員化への働きかけ のため、学生の活動進捗や結果のタイムリーな発信を行うと共に会員内コミニ ュティづくりの施策などを積極的に行います。皆様からお仲間へのお声がけは 最大の力となります。ご協力の程宜しくお願いします。 2つ目は運営経費の効率化、3つ目は物価、人手不足等環境変化に応じた会費 のあり方です。以上の施策につき早期に着手致します。 環境変化の影響は当然学生にも及んでいます。彼らも経費効率化に取り組んで いると同時に、4大ドラマではWESSから連盟に対し経費増に対する大会の見 直しを働きかける事も検討中と聞いています。いずれにせよ我が会の支援は不 可欠であり、収支を改善し出来る限り寄付金額を増加させ、学生が不安なく活 動に注力できる環境作りの一助にしてゆきたいと思います。 2024年度も役員全員で新しい風を吹き込み、持続可能な稲門英語会の実現を 目指したいと思います。 最後になりますが、会員皆様にとって本年が龍の如く、素晴らしい隆盛の年と なることを願ってやみません。 |
2024/ 1/ 5掲載
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