1963年(昭和38年)のドラマ活動の 記録アルバムについて 村越秋男(S42年卒) この度、1961〜86年の25年間WESSの会長を勤められ、2015年に逝去された伊東克己先生のご遺品の中から、1963年度の四大学ドラマコンテストにおけるWESS参加作品、"Through A Glass Darkly"上演までの活動を写真に記録したアルバムが発見されました。アルバムを作成されたのは舞台監督部の平林滋樹さん(当時3年生 S40卒)ですが、WESSの部室で長いこと埃をかぶっていたのを先生が自宅に引き取り保管しておられたものです。 ご長男の伊東克彦さん(S50卒)は現在、稲門英語会ゴルフコンペの幹事をされていますが、昨年秋このアルバムの一部をコピーして持参されました。このドラマは、当時1年生の私もキャストの一人であり、同期の多くがキャストやスタッフで参加していたものなので強い興味を示したところ、克彦さんが写真をスキャンしてDVDに焼いて送って下さいました。早速テレビのスクリーンに写して見たところ、無我夢中で取り組んだドラマ活動のこと、その他諸々の若き日の思い出に浸ることができました。 しかし、ある年のドラマ活動を長期にわたりこれほど仔細に記録したアルバムは、考えようによってはWESS・稲門英語会にとってかけがえのない資産であり、私自身や同期の狭い範囲で独占するのではなく、ドラマ活動に携わってこられた広い年代層のOG・OB、加えて現役の皆さんにもぜひご覧いただくべき性質のものではないかと考え、アルバム作成者の平林さんならびに稲門英語会執行役員の皆様に相談し、ご了解いただいた次第です。 尚、このアルバムにも登場する高橋泰子さん(当時2年生)は、1年・2年・4年と役者を演じられ、3回とも最優秀演技賞(Grand Prize)を獲得、3年生の時は演出をされるなど、四大学ドラマコンテスト史上において燦然と輝く人材であり、卒業後は劇団四季で「丹靖子」として大活躍されました。2008年2月に稲門英語会の国際研修会の講演でご本人がお話しされた様に、四季による"Lion King"の成功には高橋さんが大きく貢献されております。また、ビジネス界のみならず、このように異種の分野での人材を輩出しいてることも伝統あるWESSならびに稲門英語会の一員として誇りに思えるのではないでしょうか。 古色蒼然たるアルバムの「元画像」と「修正済画像」を別々な保存サイトに掲載しました。閲覧・ダウンロード方法は別途説明書をご覧下さい。 お楽しみいただければ幸いです。 |