平素よりご高配をいただき、誠にありがとうございます。
早稲田大学英語会第129代幹事長兼Drama Section Producerの中村直生です。
厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、本日は本年度の英語会の前期活動のご報告と後期活動への意気込みについて、そして、寄付金のお願いをさせていただきたく掲載させていただきました。
2023年度早稲田大学英語会では、「何事も本気で取り組む」ということを基本理念とし、会員一同、今に至るまでそれぞれの活動で精進してまいりました。
本年度の英語会は4月の新入生歓迎活動からスタートいたしました。新歓活動では対面とオンラインを併用したハイブリッド形式での新歓活動を行いました。大学の教室を貸し切ったり早稲田付近のカフェを貸し切ったりして対面新歓を行うなど、昨年よりも対面形式での新入生歓迎活動の機会を増やすことができ、より多くの新入生にW.E.S.S.の魅力を伝えることができたと思われます。コロナウイルス規制緩和に伴い、他サークルの活気も戻ってきつつあり、サークル間の競争は激しかったですが、2年生の頑張りが実り、今年度も約125名の新入生を迎え入れることができました。
前期活動では、完全対面形式で前期Speech活動、前期Debate活動、HM Drama活動を行いました。コロナウイルスによる制限が完全に無くなったことで、昨年にも増して更に活気があり、会員の多くが「本気」で活動を取り組んでおりました。また、6月には昨年に引き続き、Introduction
Playを公演いたしました。1年生の動員率は90%を超え、多くの人が英語劇に興味を持ってくれました。以下のリンクから千秋楽の様子をご覧になれます。
https://youtu.be/6rjQwYaZ0fs
8月上旬には大夏を4年振りに合宿形式で開催することができました。大夏を従来通りの形で開催できましたこと、大変嬉しく存じました。
会場は長年お世話になっていた長野県の旅館から福島県の旅館に変更したため、新天地での開催となりましたが、3年生の奮闘や2年生幹部の協力により、結果的に大成功といえる大夏を作り上げることができました。
全学年の会員がHMやSectionという垣根を越え、4日間ひとつ屋根の下で過ごしたことで会員全体の絆が深まりました。
特に3年生は、今回の大夏を通して絆がより一層深まりました。それぞれSectionが異なるため、今まで同期皆で協力する機会をなかなか作れなかった我々ですが、ハードな運営を協力して乗り越えたことで、1・2年生が「本気」で楽しみ、「本気」で喜ぶ姿を見ることができました。
今後の活動といたしましては、後期Speech活動、後期Debate活動を前期よりも発展的なものにし、新会場で行われる四大学英語劇大会や50周年を迎える大隈重信杯争奪全日本学生英語弁論大会により一層「本気」で取りくんでまいります。
運営主体となる3年生一同、今までW.E.S.S.で良い経験をさせていただいた分、1・2年生の後輩たちにW.E.S.S.の良さを伝え、この尊い文化が続いていくよう尽力してまいります。
しかし、このように会員が「本気」で活動に励み、「本気」で楽しむことができているのは、OB・OGの皆様のお力添えがあってのことだと存じます。心より御礼申し上げます。
さて、昨年度は、Section員人数の減少やコロナウイルスの影響による諸制限のための活動費の減少、支出の増加に伴い、OB・OGの皆様には多大なるご支援をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。
昨年度の活動支援金につきましては、各活動の補助金等に利用させていただき、英語会の活動を発展させることができました。
本年度に関しましては、円安の影響による様々な物価の高騰や四大学英語劇大会の会場変更に伴う大幅な運営費の増額により、会計面は非常に大きな打撃を受けております。
資金不足は毎年続いている、重大な問題であります。四大学英語劇大会の会場変更は昨年から分かっていたため、幹事長就任してすぐさま協賛活動に力を入れ、既に昨年比2.5倍程度の協賛金を獲得いたしました。しかしながら、予算額を確定した後に、再三にわたり、連盟からの徴収予定額の増額がなされております。また、物価は止まるどころか昨年よりもさらに上昇し続けております。そのため、サークル会員の活動が担保できていない状態に陥っております。
しかし、私たちは何としてでも後輩たちにW.E.S.S.の良さを伝え、良き伝統を引き継いでいきたく存じます。
英語力を向上させられるESSの強みももちろんですが、私は英語活動という垣根を越えて人と人との心を繋ぐことのできる他ESSには無いW.E.S.S.独自の良さを特に伝えたく存じます。
また、大夏で大成功を収めたからには、新会場で行われる四大学英語劇大会での四冠獲得や今年で50周年を迎える大隈重信杯争奪全日本学生英語弁論大会でも大夏を超える成功を収めたく存じます。そして、OB・OGの皆様が築き、繋いでくださったW.E.S.S.の伝統を必ず後輩に伝えてまいります。
また、私は会員に「何事も本気で」と幾度となく伝えてまいりましたが、その私が最も今年の英語会を「本気」で良くしたいと思っている自負がございます。今年は間違いなく変化の年といえ、これから後期活動をしていく上で何度も壁が立ちはだかることと存じます。
しかしながら、代表として会員にW.E.S.S.の素晴らしさを伝え、会員たちのこれからの人生にとって本年度のW.E.S.S.がいつか拠り所となるよう、不器用ながらにも精一杯尽力してまいります。
つきましては、稲門英語会のHPに記載していただいております「活動支援費」の納入口座に寄付をしていただけますと幸いです。
「活動支援費納入について」はこちら
寄付頂いた資金に関しましては、活動後に会計報告をさせていただきますので、その際に詳細を共有させていただきたいと考えております。
また、今後も協賛企業の拡大は図っていく所存です。
そこで、OB・OGの皆様の中にご協賛を積極的に行っている企業様とご交流がある方がいらっしゃいましたら、お手数ですが私までご連絡いただければ幸いです。
最後になりましたが、今後のW.E.S.S.の活動がより良いものになるよう精一杯尽力して参りますので、お力添えいただけますと幸いです。
早稲田大学英語会第129代幹事長
兼Drama Section Producer
中村 直生