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 過去の活動報告

第58回会議
topics   

 第58回日米学生会議

 "Examining the Future of the Japan-America Relationship
                  within a Global Framework"

 二国間を超えた未来
        ~伝統への回帰と私たちの挑戦~
  

 詳細情報topics    

     期間
      2006年7月27日~2006年8月21日

     開催地
      アメリカ合衆国
      Ithaca,NY~Washington D.C.~Norman,OK~San Francisco, CA

     参加者
      日本側36名、アメリカ側36名(日米両側とも実行委員8名ずつを含む)

 活動

  日米学生会議は1934年、満州事変以降失われつつあった日米相互の信頼回復を目指した
  日本人学生たちにより創設された。 この日本初の国際的学生交流プログラムは「世界の
  平和は太平洋の平和にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。その一翼を学生も担
  うべきである」という創立当時の理念に基づき、様々な試練を生き抜き現在まで継続さ
  れてきた。日米学生会議は創立以来、学生の相互理解と友情、信頼関係を醸成し続け、
  毎夏日米交互で行われる約一ヵ月間の会議は、すべて学生の手で企画・運営されてい
  る。

  第58回日米学生会議は「二国間を超えた未来~伝統への回帰と私たちの挑戦~」  
  "Examining the Future of the Japan-America Relationship within a Global
   Framework"というテーマの下、ニューヨーク州イサカ、ワシントンDC、オクラホマ、
  サンフランシスコで開催される。
 
  様々なネットワークが相互に結びつき依存し合う現在、 二国間関係を超えたグローバル
  な枠組みの中で日米関係を見つめなおすことなしに、日本そして世界の未来を考えるこ
  とはできない。それは、創立以来日米学生会議が掲げてきた理念に回帰することでもあ
  る。 テロリズム、環境問題、貧困、グローバル化、地域主義、非国家主体、 情報化社
  会など様々な要因によって世界情勢は日々めまぐるしく変化している。そんな現代にお
  いて、世界の平和とは何か、日米関係はその中でどのような位置にあるのか。そして、
  その実現のために私たち学生にできることは何か。第58回日米学生会議の活動を通し、
  参加者一人ひとりの答えを見つけて欲しい。その答えを胸に、それぞれの未来へと歩き
  出してもらいたい。それが、私たちにとっての挑戦である。

  以上の目的を達成するために、 本会議における各分科会の活動やプロジェクトは、 それ
  ぞれ明確な目標を設定し、その成果を社会へ発信することを目的とする。それを参加者
  全員が共有することで、日々のグループワークやフィールドトリップは全体の流れの中
  で意義付けられ、相互に結びつくことになる。多種多様なテーマと切り口を持った活動
  は有機的に繋がり、その中で自由な発想と柔軟性を持つ学生たちが活発に意見を交わ
  す。
  こうした異なる価値観を持つ参加者同士の協働によって、より深い相互理解と信頼関係
  の醸成、人間的成長が実現される。


  thaca, New York (ニューヨーク州イサカ)

       7月27日~7月31日

  「ニューヨーク」と聞くと、花やかで多忙なマンハッタンの風景を思い浮かべがちだ
  が、北の方へ行くとがらりと景色が変わる。この古き良き町イサカは、決して大きく
  はないが全米でトップレベルを誇るホテル学科を持つコーネル大学やワイン醸造所で
  知られ、フィンガーレイクス付近の自然に恵まれた活気のある地域である。リベラル
  な思想を持つ人が多い中、ネオコンとして有名な世銀総裁ポール・ウォルフォウィッ
  ツ氏もこの町の出身であり、伝統的な保守も存在している。ここでは始めのサイトと
  して相応しい、チームワークを有するアスレチックを通しデリゲート同士の信頼関係
  を築き、コミュニティーサービスを通して米国郊外の人々の生活に触れるのを狙いと
  する。ニューヨークシティ・マンハッタンへの宿泊を含むフィールドトリップも予定
  している。


   Washington D.C.(ワシントンD.C.)

      7月31日~8月9日

  ワシントンD.C.はホワイトハウス、連邦議会議事堂、連邦最高裁判所と三権の最高機
  関が集まるアメリカ合衆国の首都である。同時にアメリカ全体の歴史や文化に関連し
  た多数の博物館もある等、政治的に中立である必要から北部と南部の間に作られたこ
  の人工都市は見事にアメリカ全体を集約する場所であると言えよう。ワシントンD.C.
  サイトでは、アメリカ政府で責任ある立場におられる方からお話を聞くことで現代の
  アメリカの政治的な動向を知り、また世界各国から集まる外交に携わる方々やあるい
  はNGOの方々から多様な価値観の元で21世紀の世界観についてのお話を聞き、我々に
  出来る世界貢献を考える。


   Norman, Oklahoma(オクラホマ州ノーマン)

      8月9日~8月14日

  オクラホマは、他の南部各州と同じく圧倒的なプロテスタントの影響の下、伝統的に
  保守的な地域であり、リベラルと保守の間を行きつ戻りつするアメリカ大統領選挙に
  も影響を与え続けてきた地域である。本サイトは、ホームステイ等の地元交流を通じ
  て、伝統的なアメリカ保守系市民の世界観、政治観を理解することを目的とする。一
  方でオクラホマは、ネイティブアメリカンの多い地域でもあり、多人種の移民国家で
  あるアメリカの中で伝統的にマイノリティであった先住民の価値観や政治観を、お話
  を聞くことを通して理解する。


    San Francisco, California
                 (カリフォルニア州サンフランシスコ)

      8月14日~8月21日

  サン・フランシスコは日系を含む様々な人たちが移住した場所であり、バークレーな
  どの学園都市で若者文化が栄えているところでもあり、第二次世界大戦の跡が残る町
  でもある。
  同時に、ゴルデン・ゲート・ブリッジなど観光名所も多い。実際に日系人として戦時
  中に収容された人の話を聞いたり、博物館に行ったりすることで日系アメリカ人、そ
  してアメリカにおける移民の位置づけに関して考えてみたい。同時に、サン・フラン
  シスコには港町として様々なビジネスが盛んなので、そういうビジネスを訪問してみ
  て、日米社会に関して考察してみたい。ボランティアへの参加や、教会などの現地に
  住む人と交流できる機会を活用し、西海岸の人の考えとその多様性に触れたい。


≪分科会≫

  •  外交と国家ブランディング
     National Identity and International Perceptions
     開発:貧困と発展
     International Development: Poverty and Progress
     科学技術と社会
     Science and Society:The Implication of Innovation
     市民参加の発展と非国家主体
     The Evolution of Civic Participation:
        Non-State Actors and Transnational Politics
     多国籍企業とビジネスモデル
     Designing a Global Company:Responsibilities and Strategies
     多文化主義とマイノリティ
     Global Mobility:Multicultural Issues and Community Building
     文化とアイデンティティ
     Global Subculuture: Creation of "Reality" in Imagined Communities

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